質問で質問を

面白い話。
質問には質問で返す話。 -

「なんでピアスなんかあけんの?」

「じゃあなんでピアスあけちゃダメなの?」

「そりゃ・・親からもらった大事な体にキズつけるなんて」

「じゃあおれはその『大事な体にキズつけることで親に反意を表明』したくてあけるよ」

「質問に質問で返すのは頭の悪い証拠だ」というハイジャック犯のセリフがある映画を見たことがある。なんの映画だったか思い出せない。
その映画のこのセリフを聞いて以来、本当に質問に質問で返すのは頭が悪いのかどうか考えていた。確かに質問に質問で返すということはキャッチボールではなくて好き勝手なボールを投げているだけということなので会話が成り立ってないのではないか。いや、そもそもボールを投げかけられたという行為に対する結果として新たなボールを投げ返すわけで、一応形の上では会話は成り立っているのか・・・。よくわからん。
どっちにしろ、「なんでピアスなんかあけんの?」と問いかけて「じゃあ逆に問う」なんて言われたら、僕なら「いいから答えんかい!!」となる。懐せま!