アルコールハラスメント

アルコールハラスメントという言葉があるらしい。ウィキペディアによると、

定義
この問題に関する日本の代表的な組織である、特定非営利活動法人アルコール薬物全国市民協会(ASK)は、アルハラ行為を次の5つに規定している。

飲酒の強要
一気飲ませ
意図的な酔いつぶし
飲めない人への配慮を欠くこと
酔ったうえでの迷惑行為

と定義されるらしい。(アルコールハラスメント - Wikipedia
で、次のニュース。
yahooニュース(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060403-00000314-yom-soci)より。

花見酒ほどほどに…急性アルコール中毒で73人搬送

 東京都内で、急性アルコール中毒で病院に運ばれた花見客が、サクラが開花した3月21日から今月2日までの13日間で、計73人に上ったことが3日、東京消防庁のまとめでわかった。

 搬送されたのは20歳代が27人と最も多く、次いで30歳代16人。10歳代も5人いた。搬送者のうち8人が入院が必要と診断され、男女別では男性が57人だった。

自ら大量に飲酒してぐでんぐでんになって運ばれる連中に同情の余地はない。しかし上司や先輩につがれた酒が断れないという風習はなんとかならんものか。僕は酒が飲めないが、宴会の席で飲むように促されて断りきれずに一気飲みしてトイレにこもる、ということが何度かあった。これからもあるだろう。酒が飲めない人間に飲むように強要する、または断れない雰囲気を作り出すことはいわば殺人未遂である。常々他人にからむ酔っ払いなどこの世から消えてなくなればいいと思っている。
このような問題には国を挙げて取り組むべきである。宴会で飲むのを強要するような行為に対して厳罰を科すなど。この問題は、酒が飲めない人間からしたらアルコールハラスメントなどと悠長なことを言っている場合ではないというくらい切羽詰まった問題である。